- HHKB日本語配列版を使用するには、KarabinerのVirtual keyboardの設定に注意が必要
- 前提（Macは英語キーボード、HHKBは日本語配列を使用）
- 問題（何が問題だったか）
- Karabinerの設定変更
- まとめ
HHKB日本語配列版を使用するには、KarabinerのVirtual keyboardの設定に注意が必要
HHKBは、高い打鍵感とコンパクトなサイズで人気の高いキーボードです。私も購入して以降、家（在宅勤務その他）で使用していますが、長時間の使用でも疲れにくく、快適なタイピングができます。
この記事では、HHKBの日本語配列版の使用に際し、Karabinerとの関係でしばらく苦労した（検索してもあまり出てこなかった）ので問題と現時点の解決方法を記載します。
前提（Macは英語キーボード、HHKBは日本語配列を使用）
MacBook Airは英語キーボード版を購入して使用しています。見た目が良いからです。
この場合、日本語の表記のためにKarabinerでのキー機能の変更は必要不可欠だろうと思われます。私の場合は、左のコマンドに「英数」機能を割り当て、日本語キーボードと似たような配列にしています。
一方でHHKBは、結構高価であることもあり安全方向で日本語配列版を購入しました。 日本語配列版を選んだのは、以下の通りの理由です。
問題（何が問題だったか）
前提の通り、MacBook Airを持ち出すときには英語配列で、自宅でHHKBを使用するときには、日本語配列で使用する必要があります。
一般的に、キーボードの切り替えにはキーボード設定アシスタントを使えば良いです。
が、なにかのアップデートからなのか最初からなのかわかりませんが、問題としては、キーボード設定アシスタントでキーボードを切り替えても、JIS配列に切り替わらず、HHKBの印字どおりに文字が打てないということでした。
Karabinerの設定変更
Karabinerは、Macでキーボードのキー配列を自由に変更できるソフトウェアです。例えば、英語配列のキーボードを日本語配列にしたり、特殊なキーを別のキーに割り当てたりすることができます。
ここでKarabinerの設定の中にはVirtual keyboardという項目があります。この項目は、Macがどのようなキーボードを認識しているかを指定するものであるらしく、ここを正しく設定しないといけないようです。
Virtual keyboardの設定方法は以下の通りです。
- Karabinerを起動します。
- Virtual keyboardの中にあるKeyboard Typeから、ANSI (US keyboard)ではなくJIS (Japanese keyboard)を選択します。
- 設定が完了したら、Karabinerを終了します。
- 再起動が必要であるようです。
これで、HHKB日本語配列版のキー入力がMacで正しく認識されるようになります。
まとめ
とりあえず、現状KarabinerのVirtual keyboard設定変更で、問題は解決できています。
ただ、M1 Macの起動が早いとはいえ、再起動は面倒なので、アマゾンのセールの度にHHKBの英語配列版を購入したい衝動が生じています。
*1:設定をいじる権限があるのかよくわからない
