AfterShokz Aeropex
6月末の Amazon のタイムセールで、3000円ほど安くなっていた時に購入した骨伝導イヤホンであるAfterShokz Aeropexについて、その使用感等。
下に記載してるような主にはスポーツ用途で使用して4~5ヶ月ぐらいは使用しています。
骨伝導イヤホン
こちらにたどり着いた方には説明は不要と思いますが、本製品は骨伝導方式のイヤホンであり今までの方式とは異なります。どう異なるかは公式サイト等をご参照。
AfterShokz Aeropex Open-Earデザイン骨伝導ヘッドホン – AfterShokzJP https://aftershokz.jp/products/aeropex
付属品等
なんかいろいろあった気がしますが必要最小限以外のもの、例えばキャリングケースや耳栓もうどこかに行ってしまったので*1、あまり重要じゃないので 詳しくは書きません。
特筆しておかなければいけないこととしては、充電のためのケーブルは独自方式です。二つ入っていることは救いですが、失くした場合や断線等で使い物にならなかった場合には、別途購入する必要があります*2。
音質
骨伝導イヤホンは初めて買ってみましたが、予想していたよりは遥かに音が良いと思います。
説明は難しいですか、中音域高音域では、スマートフォンやオーディオプレーヤーデフォルトでついてくるイヤホンと同じぐらいの本日は出てきてると思います。
音源ごとの左右のパンの振り分けは明確に聞こえますし、ボーカルの艶やかさも微妙ではありますが聞きとることができます。
低音は、イヤホンから音を伝達させる過程で漏れてしまい、あまり出てきませんが、その反面高音域は比較的高いところまで出ている印象です。
このような書き方をすると安物と同じじゃないかと言う考えも出てくるかもしれませんが新しい技術ですし耳を塞ぎませんので、その前提を踏まえると十分以上であると考えています。
爆発音のようなものを鳴らすとかなり大きくイヤホンが震えてくれます。 ゲームのコントローラーの振動のスピーカーバージョンのような新しい感覚で面白いです。
自分の用途
基本的に運動時にしか使用していません。 通勤時間など音楽を聴くことを主な目的とする場合には、別のもの(Airpods等)使用しています。
また、音質の部分でも触れますが、低音がどうしても弱くなるので、音の細かい部分をがっつり聞きたい場合や周囲の雑音をシャットダウンして作業に集中したいようなケースには、全くもって向いていません。
なお、骨伝導という方式でも、全く音が鳴らないわけではなく、骨を経由して伝えるためにある程度の音が鳴っています。
電車の中で試したことはないので推測の域を出ない部分はありますが、電車の中で周囲の音に打ち勝つだけの必要量音量を出すとある程度音漏れがするのではないでしょうか。
サイクリングで
サイクリングで、ロードバイクやクロスバイクに乗っている時においては、ヘルメットの全く邪魔にならず、 装着することができます。
あまり音量大きくしない限りにおいては、外の音十分に広いことができ安全性を保って走行することができます。
音量大きく鳴らしすぎると、普通のイヤホンと同様に接続先からの音への注意が大きくなり、外への注意が散漫になってしまうかもしれません。注意しましょう。地域によっては、法律的な問題も出てくるという記事を見た記憶があります。
また、 自分は、ある程度の距離のある河川敷及びサイクリングロードが近くあまり車道は走りませんので、車道を走る機会が多い人にはもう少し違った考え*3もあるかもしれませんのでご注意ください。
8時間のバッテリー持ちという公式ペックに誤りはなく、100km強のライド(5〜6時間ぐらい)の用途ではバッテリーも問題ないので、このぐらいではケーブルやバッテリー等も持ち歩く必要は感じません*4。
その他用途
上記では、サイクリングに関して書きましたがその他ランニングや、昼休憩時間等の気分転換のためのリフティング(要するにササッカー)においても問題なく使用できます。
デメリット(改善してほしいところ)
充電の端子が専用品なので、仮に壊れたり無くした場合にはコストがかかること。ビジネスモデル的な側面や軽量化サイズの問題で汎用的な端子を設定できるかどうかという点もあるんだろうとは思いますが、希望として、今後は USB Type C など汎用的なものにしてもらいたいと思います。
まとめ
1万円台後半とそこそこの値段はしますが、スポーツ用途として非常に有用なアイテムだと思います。
今までの形式のイヤホンやヘッドホンとは特性が異なりそれに伴って用途が全く異なるので、何かしらの理由で使い物にならなくなった場合には買い替えをするだろうなと思っています。
Aeropexは最上位モデルのようですが、最近もう少し手頃なものがでてきたようなので、それらを含めて検討してみてはいかがでしょうか。