ワイヤレストラックボール
仕事で主に使用しているトラックボールを紹介。
Kensington ExpertMouse ワイヤレストラックボール K72359JPです。 2016年に購入して4年ほど。 すでに保証期間(2年)も遥かに過ぎていますが、基本的に元気に動いています。
Kensington ExpertMouse ワイヤレストラックボール K72359JP 【日本語パッケージ】
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: Personal Computers
スペック
KensingtonのBluetoothのトラックボール
買ったのは4年前ですが、購入の動機は「良いトラックボールをBluetoothで使用したい」というものだったと記憶しています*1。
USB-Aにつなげる無線用デバイスも付属していますが、USBの穴を塞ぐことなく、高品質のトラックボールを使用できることにメリットがあります。 無線であることによる遅延は、(もしかしたらあるのかもしれませんが)自分は全く気になりません。
外観
マウスのポインタはボールを使用しますが、上下へのスクロールは、ボールの周りにあるリングを回します。
裏側。 Bluetooth/2.4GHz USBの切り替えスイッチと、そもそものON/OFFのスイッチがあります。 また、単三電池を格納する隣に、2.4GHz USBレシーバーの格納室があるため、ここに入れることを忘れていなければ、なかなか紛失は発生しないと思います。
Slimbladeとの比較
同じくKensingtonのSlimbladeも持っているのですが(どちらかといえばこちらのほうが有名かもしれませんが)、そちらは私物のMacに繋いでいます。 SlimbladeとExpertMouse有線・無線を含めて一長一短と考えます。
- Slimbladeには現在のところ無線タイプがない。
- Slimbladeはボールを回してスクロール、ExpertMouseはボールの周りのリングを回してスクロールします。この違いが次のドラッグの使い勝手に影響します。
- ExpertMouseに対するSlimbladeの強みはドラッグ。特に斜めにドラッグするような作業には強いです。反面、ExpertMouseは縦横個別しか動かないため、安定感がある。
- マウスのクリック感は、Slimbladeは「ペチペチ」と柔らかい感じで、ExpertMouseは「カチカチ」相対的に気持ち硬くしっかりした感触です。Slimbladeは(スイッチが反応しなくなり)クリックが効かなくなり1つ成仏しましたが、印象として、ExpertMouseの方はこのトラブルは「相対的」に発生しなさそうに見ています*2。
触っている時間の長さから来るのかもしれませんが(趣味時間よりも業務時間のほうが長いので)、業務では縦横のどちらかのスクロールのみ、個人的には、仕事で使用する分には、ExpertMouseの方がしっくりきます。
欠点的なところ
上記の通り、スクロールは、リングを回すことで行いますが、これについては少し「カラカラ」とした音が出る*3ので、周りに人がいる場合には少し気にする人もいるかもしれません。
4年ほど経過して
購入以降、つい最近まで(10月中旬まで)Bluetooth接続でしか使用しておりませんでしたが、最近接続が悪くなり(ボールを動かしてもポインタがなかなか動かない状態となり)作業に支障がでるようになりました。
ペアリングをし直しても全く治らず、一度買い替え等を検討しました。調べている中で、本製品がUSB接続経由でも使用できることを思い出し、現在は2.4GHz USBレシーバーで使用しています。
まとめ
Kensingtonのトラックボールマウスであるという点は前提として、ExpertMouseは、スクロールの動作やクリックに安定感があり、業務に集中しやすいトラックボールマウスであると感じています*4。
Bluetooth接続の調子が悪くなったときに、買い替えをすべく、現在の各社のラインナップを見てみましたが、暫定的な結論としては、「同じものを買うのが良いかな」というものでした。壊れた場合には、その時までに良い新製品がなければ、買い直しとなるなと考えています。