業務改善が難しい
会社に、大分周回遅れながら、某コンピューターサービスと言うかチャットツールその他周辺のサービスが導入されて以降、おもちゃ代わり*1に色々試し、使えそうなものは即座に業務に反映し、自分の手の届く範囲においては(業務の権限上、API が叩けないとか、bot作りたいが作れないいろいろ制約はあるか)、用意されたインフラを最大活用して効率化をしてきたつもりである。
- 作者:ジェイソン フリード,デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン
- 発売日: 2020/07/02
- メディア: Kindle版
反映といっても、あまり工夫点はなく、一般的に言われている業務改善事例をそのまま自分の業務に当てはめたもので、例えば内容としては以下等で紹介されている。
はじめての働き方改革 | gacco https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt030+2019_08/about
NTT Com Remote Work Handbook | NTT Com Remote Work Handbook https://nttcom.github.io/remote-work-handbook/
グループウェアやその他通信サービスやSIサービスなどのビジネスモデルがあった上での公開であろうとは推測できるが、 普遍的に使用できる業務情報がオープンに公開されだしたのは 2点において非常にタイミングが良かった。
一点については、当然 コロナウイルスに対する働き方の変容への対応。もう一点については、ちょうど部下をもちまるずの範囲を主体的に進めなければいけない立場になった所であったから。
(インターネットカルチャーと言うかオープンソースカルチャーに馴染みつつ、比較的レガシーな業種職種の自分としては、一定の差別化のポイントにはなるので)こういった取り組みは続いていって欲しいと思う。
本題
で、本題となるのは、自分の手の届かない範囲になると、まだまだレガシーなシステムが優先的(評価されるまでもなく確定的に)に使用されてしまい、生産性が悪いなと感じる。2025年の崖的な対応として、レガシーなシステムは、いつか廃止されることは明らかであるのでなおさらである。
ツールを活用した業務効率化を一緒にやっている部下ですら、自分の管理下を外れると、今までのやり方に戻ってしまう。
じゃあ、上の人を説得して、トップダウンでやってもらえば良いのではないかという考えもなくはないのだが、色々あって今年は部署が全体的に忙しいので、細々としたシステムの使い方をレクチャーする時間は(自分がというよりは上が)確保することがことができない。
パソコンにそこまで強くない(一応理系の部署なので弱いわけではない)年代の自発的な革新は望めない。
なかなか悩ましいなと思う今日この頃。
*1:社会人になってこういうおもちゃを触れたのは初めてだったかも