GWで本棚を整理していて出てきた書籍の感想をメモ
所感
なんで購入したかは忘れました、多分興味本位だと思います。 一つ言えるのは、知財アナリストの講座では大いに活用しました。
私めは、直接実務に関係していないのですが、事後的に発生している問題を鑑みて、M&Aで必要なデューデリジェンスの内容として漏れはなさそうだなと感じます。
需要は多いのだろうと思いますが、度々在庫がなくなります。恐らく、次の改訂版の発売まで在庫がない状態だろうと思います。 M&Aに関与する可能性がある知財担当者で、持っていない場合(会社が買っていない場合)には、改訂されたら手に入れて損はないと思います。
著者の所属が変わったりししてるのでもしかしたらもう出ないのかもしれませんが。
知財デューデリジェンスについて、特許庁からも一応資料が出されています。但し、本書のほうが網羅されており、記載分量も多いため、参考資料としては本書のほうが安心感があります。
AI生成
この本は、M&Aを成功に導くために必要な知的財産デューデリジェンスの実務について、法務・ビジネス・技術・財務の各面から詳しく解説したものです。
知的財産デューデリジェンスとは、M&Aの対象となる企業や事業の知的財産の状況を調査・評価することで、その価値やリスクを把握し、M&Aの成否を判断するための重要なプロセスです。
知的財産は、M&Aの動機や目的によって異なる役割を果たしますが、いずれにしてもその管理や活用がM&Aの価値創出に大きく影響します。本書は、第2版として2013年に出版されましたが、その後も知的財産デューデリジェンスの分野は進化し続けています。
特に、海外企業とのM&Aが増加する中で、国際的な視点や法制度の違いに対応する能力が求められています。また、知的財産デューデリジェンスは、単にM&Aの前段階で行う調査だけでなく、M&A後の統合や運営においても重要な役割を果たします。
本本書は、M&Aに関わる法律家やコンサルタント、企業経営者や経営企画担当者、知的財産管理者や技術者など、幅広い読者層に向けて書かれています。知的財産デューデリジェンスの基礎から応用までを網羅しており、全体を通読することで知的財産デューデリジェンスの体系的な理解が得られます。また、各章は独立して読むことができるように構成されており、案件で見つかった問題点を個別に調べる際にも参考になります。
目次 第1章 知的財産デューデリジェンスの概要 第2章 法律面からの調査 第3章 M&Aに伴って必要となる法的手効 第4章 ビジネス・技術・財務面からの調査 第5章 価値分析 第6章 スキーム、契約上の留意点