ipemoの日記

読んだ本や買ったもの等

特許情報分析とパテントマップ作成入門(改訂していない方)

GW中に本棚を整理して出てきた書籍の感想(所感部分)を書いています。

所感

特許情報分析をJ-PlatPat(当時は名前が違ったはず)とExcelで行う方法を記した書籍。

本書を買った当時、私めはExcelが苦手だったので*1、手は動かさずざっと読んだぐらいですね。

ある程度規模の知財関係部署を持つ企業では、分析ツールを導入し、Excelで特許情報分析をしている方は多くないのではとは思われますが、そうでない場合にはExcelで頑張る必要あるでしょうか。

別の観点として、スキルと意欲のある知財アナリストは、プログラム(PythonR言語)に移っていくのではと考えています*2

その中で、Excelで1ステップづつの処理が記載された本書のような内容は、また有用になってくるのかもしれません*3

AI生成

特許情報分析とパテントマップ作成入門という本について紹介します。この本は、特許情報を事業戦略や知財戦略に生かすための入門書です。

特許情報とは、特許庁や海外の特許庁が公開する発明の技術的な内容や権利関係などの情報のことです。特許情報は、競合他社の技術動向や市場ニーズ、新規事業の可能性などを分析するための重要な資源です。しかし、特許情報は膨大で複雑であり、そのままでは活用しにくいという課題があります。

そこで、本書では、特許情報を分析して視覚的に表現するパテントマップの作成方法や活用方法を詳しく解説しています。パテントマップとは、特許情報を分類したり、関連付けたり、数値化したりして、グラフや図表などにしたものです。パテントマップを使うと、特許情報を一目で把握したり、比較したり、傾向や問題点を発見したりすることができます。

本書では、パテントマップのコンセプトや種類、作成目的や対象とする読者などを説明した後、Excelを使ってパテントマップを作成する具体的な手順やテクニックを紹介しています。また、パテントマップを魅力的に見せるためのデザインやレイアウトのポイントや、パテントマップを使って戦略立案やアイデア創出などを行う方法も示しています。

本書は、知財実務担当者をはじめ、企画や研究開発担当者など知財に関与する多くの方々に役立つ一冊です。特許情報分析とパテントマップ作成入門は、発明推進協会から2011年12月9日に出版されました。ISBN-13は978-4827111644です。

*1:Excel勉強して処理するよりプログラム組むほうが生産性ある・将来につながると思っていた

*2:特許情報データ以外のデータとの関連付けやテキストマイニングその他の細かい分析のため。そもそも出願登録情報の学習アップデートの問題が片付いた場合、GPTによる大規模分析で知財アナリストはいらなくなるのではと感じますが・・・

*3:とはいえ、プログラムする人は普通に考え抜いてコード書いちゃうかも