- Gamin Fenix 6 Black
- コストコで購入
- Black?
- 本レビューのバックグラウンド(スマートウォッチ使用歴、購入動機)
- 少し重い&少し大きい&硬い
- 使用状況
- バッテリーが持つのは非常に良い
- 充電端子は独自規格そこそこ速い
- UI(ボタン操作)
- UI(表示内容)
- バンドは交換必須かと
- サイクルコンピューターが不要に(ただし人は選ぶ)
- ナビゲーション機能
- Suica機能は全部使わず
- 買うべきか
- まとめ
Gamin Fenix 6 Black
Gamin Fenix 6 Blackを購入しました。数ヶ月使用して使用感が見えてきたので、使用感を書き記します。
コストコで購入
2022年の5月ぐらい(うろ覚え)にコストコのクーポンで3000円ぐらい落ちている時期に購入しました*1*2。
Black?
Garminのブランディング・ネーミング基準は馴染みがないのですが、Blackとかっこ良さげな名前がついているもののWebサイトを見る限りFenixシリーズのの一番下のグレードであるようです。
機能面で私が残念だと考えている点としては、特にマップの機能が上位モデルに対し機能が除外されていることです。ナビゲーション機能はありますが、ナビをさせても経路(一本道)は表示されますが、周辺の地図情報は表示されません。経路(一本道)からはずれたら度胸と勘で経路(一本道)に戻る必要があります。
本レビューのバックグラウンド(スマートウォッチ使用歴、購入動機)
まず、私はApple Watch 4を3年ほど使用しており、スマートWatchの利用は初めてはありません。
また、昨年末に文字起こし機能に惹かれて、iPhoneからGoogle pixel 6に移行し、AndroidユーザーとなったためApple Watchが使えなくなりました。一方で、スマートでない時計はあまり使う気になれず、色々と選択肢を探していました。そんな中コストコで売り出されていた。これがFenix 6 Black購入のきっかけの1つです*3。
少し重い&少し大きい&硬い
Fenix 6 Blackを使用して最初の印象としては「重い」「ゴム製のバンドの質感が気になる」というものです。 Fenix 6 Blackを使いはじめて、Apple Watchが生活に溶け込むデバイスであったということを認識しました。
デザインとしても、ビジネスシーンにはあまり合わないのではと感じています*4。会社に出勤して社内で閉じる範囲ではそのまま使用していますが、仕事で外の人と合う場合には、外して、スマートでない従来型の時計をつけています。
また、少し大きい(高さがある)ので、不意に時計がモノ(物、扉その他)に当たることがあるとも感じます。Apple Watchではそのようなことはありませんでした。
バンドもアウトドア向け方面重視であるからか、かなりぶ厚めのゴムとなっています。脈拍等を正確に測定させるべく、隙間が発生しないようにある程度占めると、相応の締め付けを感じます。Apple Watchのループ(布バンド)とは装着感・快適性が違い、繰り返しですがApple Watchが生活に溶け込むデバイスであったということを認識しました。
使用状況
基本的に、風呂に入る時間と充電時間以外は常に装着している状態です。 睡眠中もつけています。
バッテリーが持つのは非常に良い
特に省電力設定をしない状態で、フル充電をすると残量7日〜8日の表示*5がされます。従って、通常の生活+たまにGPS付きで運動するという用途ならば、バッテリー面で困ることはないでしょう。 例えば、2〜3日に一度風呂に入る時間に充電器につないでおけば、良いです。
充電端子は独自規格そこそこ速い
充電はGarminの独自端子となっています。購入時に1本しかUSB-Aケーブルが付いてこないので、用途により買い足さないといけないかもしれません。
ただ、バッテリーが4〜5日はもつため、基本的に充電ケーブルは、自宅にあれば事足ります。Fenix 6 Blackを購入して最初の1ヶ月は、普段持ち歩いているモバイルバッテリー兼充電器(PowerCore Fusion1000)に充電ケーブルをつけて持ち歩いていましたが、現在は持ち歩いていません。
UI(ボタン操作)
操作は側面にある4つのボタンで行います。
UI(表示内容)
通知等はされますが、中身はあまりわからず、Apple Watch
バンドは交換必須かと
上で少し振れましたが、付属のバンドは厚めのゴムであり、手首が痛くなり、ゴムゆえ伸縮性もなくかつ特に重く、長時間つけていられない感じだったので、Fenix 6 Black購入後2日ぐらいでAmazonで互換性のあるバンドを購入しました。
購入したのは以下のものです。
少し装着に手間がかかりますが、布なので、伸縮性があるため、少し強めに締めておいても、不快感がありません。また、特に布であり軽いので、Gamin Fenix 6の重さが気にならなくなりました。とはいえ、Gamin公式のものではなく、はずれて時計を痛めたというレビューもあるので、ある程度のリスクを承知の上購入しないといけないかもしれません。
サイクルコンピューターが不要に(ただし人は選ぶ)
Fenix 6の購入動機の一つに、ロードバイク*6の装置をもう少し減らせないかとというものがあります。
GPSの精度やANTでのケイデンスセンサーの接続も問題ない上、Gamin Fenix 6の機能として心拍も測られるので、Britonのサイコン(単体)より測定できる項目は多くなりました。
GarminデバイスなのでGPSの精度は高く、出ている速度や記録され得た走行地点については、精度はBritonのサイコンと遜色ありません*7。 一つ言えるのは、Apple Watchのアプリでサイコンを代用するときとは比べ物にならい精度ではあります*8。
ロードバイク側のRec mountのサイコンマウントも撤去することができ、ロードバイク前方からものが減り、少しスッキリしました*9。空力面が改善されていると良いのですが。
ただ、使用しなくてもわかるとは思いますが、腕に付けるデバイスである都合、確認するにはハンドルから手を放し、顔をFenix 6(下方)に向ける必要があります。従って、時計を見ながら走行することはできません。Fenix 6でのサイコンの代用通用するのは、私がとりあえずのライド記録を記録してけば良いライト層であるためでしょう。心拍数やパワー*10を常に確認して負荷を見るような方の用途には向いていません。
GPS使用でライドの記録を行ってもバッテリーの持ちは問題なく、100Kmぐらい走行では、減ったなと言う感じにはなりませんでした。
ナビゲーション機能
繰り返しになりますが、Blackは最下位グレードです。とても残念なことにリッチな地図は搭載されていません。これが欲しい場合には、コストコ外の正規料金で購入する必要があります。
ただ、Gaminのウェブサービスで作成される地図のルートはあまりイケいない気がするので、他のWebサービスで作成してインポートした方が良さそうです。ちょっと致命的*11かなと感じたのに、「通したい道(普段ロードバイクで通っている)を、どうやってもルートが通ってくれなかった」ということがあります。
Suica機能は全部使わず
Suicaを使えるようです。しかし、最近は支払いはバーコードが中心、電車に乗ってもスマートフォンのSuica等で支払いなので、全く使おうと思っていません。 また、時計は、左につけているので、日本の右側の改札とも相性良くないですよね。
買うべきか
毎日(昼夜問わず)使ってはいますが、正直、そこまでおすすめはしないかなと思います。
一番の問題は重さであり、この問題の解消には追加投資が必要です。また、Garminの時計自体価格帯が高く、またApple Watch等ほどのボリュームがあるものではないため、3rdPartyのアクセサリが充実しているようには見えません。
私めが購入した3rdPartyの布バンドも、将来なくなってしまうかもしれません。私は幸運にも最初で満足できるバンドを購入できましたが、アクセサリのレビュー等も充実しておらず、人によっては、この時計を買ってしまったがために1回数千円+数日の3rdPartyガチャを引き続けなければいけないかもしれません。
基本的は、Apple WatchやWare OS系の時計デバイスで事足りるのではないかと考えます。
買うべき人
Garmin Fenixを買うべき人は、基本的に以下の2通りと考えます。 1. 日中だけでなく、睡眠時間のデータも取りたい。が、2台の腕時計デバイスを買うより、1台で賄った方が良い理由がある(価格が安くなる等) 2. サイクリング等、その他アウトドア用途でGarminの性能やサービス(Webサービス)を使用したい明確な用途が見えている。
iPhone使いの場合
ライトに健康情報を管理したいiPhone使いの人は、普通にApple Watchを買ったほうが良いのではないでしょうか*12。
但し、Aplle Watchのときには寝ている時間は充電しており、睡眠時間は全くとっていませんでした。睡眠時間や睡眠の質等を記録しようとすると、充電タイミングを工夫したりApple Watchを2つ揃えたりする必要があります。ただ、安いApple Watch SEがありますし、新モデルに買い替えしている人も結構いると主もいますので、就寝中については2台持ちをすればいいんじゃないのかなとは思います。
Android使いの場合
Wear OSの仕様がわからないで書いていますが、Goole系のOSである、Wear OS安いものが多いので、デバイスの区別なく、Androidのアプリ内にデータが入るならば、2つ買うというのもありなのではないかとは感じます。その他、FitbitもAmazonのセールとかで価格が落ちてくるので、そういう選択肢もあるかもしれません。
Pixel Watchは、場合によっては買おうかなとは思っています。
まとめ
Garmin Fenixの名の通り、Gaminであり、不死鳥のごとくバッテリーが持ち、重さについて問題がなければ、常に装着していることができます。これが、現状の最大の売りであり、その他については、例えば、Apple Watchに軍配が上がります。
生活のトラッカーとしては、睡眠時間や睡眠中の体力の測定について、どう考えるかにより、購入に資するかが変わりそうです。
ライトライダーであるならば、サイコンの代用としても使用できます。その他、Garminのフィット測定でなにか明確な用途があれば、購入候補になるかもしれません。
*1:その後2022年の梅雨頃、5000〜7000円ぐらい落ちるクーポンもあった記憶があります。
*2:2022年11月7日においては39800まで落ちています。そろそろ売り切りでしょうか
*3:Gamin Fenix 6購入まで数ヶ月間は、スマートでない従来型の腕時計を装着していました
*4:購入前はなんとかなるかなと見ていましたが、実際つけてみると
*5:買ったばかりのころは8日でした。
*6:アルミ
*7:もしかしたらFenix 6の方がGPS精度が良いのかもしれませんが、そこまで確認していません。
*8:何年もすれば、性能上昇やコスト面の折り合いがついて、Apple Watchでも問題なくなるかもしれません
*9:蛇足ですが、サイコン撤去後は、スマートフォン用のもの(Rec-Mount Plus)を使用しています、スマートフォンとライトOR GoPROがついています。。。
*10:パワーメーター搭載時に限る
*11:死んでない
*12:Apple Watch最近コストコに並んでいるので