鳴潮Mac
『鳴潮(Wuthering Waves)』は、終末世界を舞台としたオープンワールドアクションRPGで、プレイヤーは「漂泊者」として目覚め、失われた記憶を辿る旅に出ます。広大なフィールドを自由に駆け巡ることができるパルクールアクションや、爽快感ある戦闘システム、美麗なグラフィックが特徴で、リリース以来、世界中のプレイヤーから高い評価を得ています。
私がこのゲームを始めたのは、2025年1月。Ver.2.0アップデートの内容がSNSで話題になっていたのをきっかけに、興味を持ちました。当初は軽い気持ちでダウンロードしたのですが、実際にプレイを始めてみると、その完成度の高さと世界観に一気に引き込まれました。
基本的にはAndroidスマートフォンでプレイしており、通勤中やちょっとした空き時間に楽しんでいますが、今回ついにMac版が登場したということで、自宅のMac mini(M4 Proチップ)でも試してみることにしました。
Mac Miniのスペック
『鳴潮(Wuthering Waves)』のMac版に関する公式システム要件と、私の使用しているMac miniのスペックを比較してみました。
公式システム要件
最低スペック:
推奨スペック:
これらの要件は、AppleのApp Storeに記載されています。
私のMac miniのスペック
- プロセッサ: Apple M4 Proチップ(12コアCPU、16コアGPU、16コアNeural Engine)
- メモリ: 24GBユニファイドメモリ
- ストレージ: 512GB SSD
- OS: macOS 12.0以降
比較結果
私のMac miniは、公式の推奨スペックであるM3チップ以上(実際にはM4 Proチップ搭載)と、16GB以上のメモリ(24GB搭載)を満たしており、ストレージ容量も十分です。したがって、『鳴潮』を高いパフォーマンスで快適にプレイできる環境が整っていると言えます。
パフォーマンステスト:グラフィック設定別の動作状況、温度とファンノイズ
グラフィック設定と動作状況
Mac版『鳴潮』をインストールした直後、ゲーム側で自動的に選択されたのは「バランス」のプリセット設定でした。この設定は、ビジュアルの美しさとパフォーマンスのバランスを取った中間的な構成となっており、実際にプレイしてみても非常に高品質なグラフィックが維持されており、映像美に不満は感じません。
動作面に関しても、MenuMetersというアプリでのモニタリングをする限りは、CPUおよびGPUのリソースには常に余裕があり、動作全体は非常にスムーズです。負荷の高そうなカットシーンや、オープンワールド特有の広大なマップ移動でも基本的には快適なプレイが可能でした。
ただし、一部の場所やタイミングによっては、わずかな処理落ちを感じる場面がありました。この現象が発生する条件は特定できておらず、シーン内の描画数やキャラクター密度、あるいは背景のライティング処理など、複数の要因が関係している可能性があります。現時点では「軽微な一時的ラグ」といった印象にとどまり、プレイ体験を大きく損なうほどではありませんでした。
なお、最高設定(グラフィック)に変更しての検証は本記事では行っていませんが、バランス設定ですでに高いグラフィクス品質が得られていることから、無理に最高設定にする必要性は薄いと感じました。
温度とファンノイズ:静かな環境では意外と気になる"動作音"
Mac miniはその筐体サイズからは想像できないほど冷却設計がしっかりしており、『鳴潮』のような負荷のかかるゲームでも、CPUやGPUの温度に関しては特に不安を感じることはありませんでした。Mac本体は手をかざしてみてもほんのり暖かい程度で、内部的な温度制御はしっかりと行われている印象です。
しかし、注目すべきはファンの回転音=ファンノイズです。
私の環境では、Mac miniをディスプレイの真下、つまり自分の耳から1メートル以内の距離に設置しています。このような近距離環境では、ゲーム中にファンが急に強めに回転を始める音がはっきりと聞こえてきます。基本的に綺麗なグラフィックなので、どういうときに負荷がかかっているのかはわからず、ファンがなるタイミングもあまり掴めません。
まとめ
今回、Mac mini(M4 Pro / 24GBメモリ)で『鳴潮(Wuthering Waves)』を実際にプレイしてみたところ、公式の推奨スペックを大きく上回る構成ということもあり、非常に快適な動作を確認することができました。
「バランス」プリセットでもグラフィックの美しさは十分で、CPUやGPUのリソースには常に余裕があり、通常のプレイでストレスを感じることはほとんどありません。時折発生する処理落ちは軽微で、現時点ではプレイ体験に大きく影響するものではないと感じています。
一方で、ファンノイズに関しては設置環境によって体感に差が出やすい部分です。私のようにMac miniを近距離に設置している場合は、シーンによってファンの動作音が気になることもあるため、静かな環境で没入して遊びたい方にはヘッドホンの使用をおすすめします。
全体を通して、Mac版『鳴潮』は、Mシリーズチップ搭載のMacユーザーにとって新たな選択肢となるポテンシャルを十分に持ったタイトルです。特にM1以降のMacを所有している方であれば、メモリ構成にかかわらず一度は試してみる価値があるでしょう。私自身も、今後はスマホ版とMac版をうまく使い分けながら、『鳴潮』の世界を引き続き楽しんでいきたいと思います。

